バチスタ ケルベロスの肖像 感想

2014/03/31 新宿にて鑑賞してきました。

実はこの作品、映画の時間に遅れてしまって最初のくだり見逃してるんです涙
ですので、ストーリーに関しては上手く理解し得てない部分があるのであまりそこには触れないようにします。

まず映画を見終えて思ったことは
「これで最後なんだ…」ということです。
見ていても2時間でよく収まりついたなって具合のボリュームで、ラストまでずーっと駆け足で追っかけるのに必死で余韻があまり残らなかったと言うか…。
物語は私は面白かったと思います。ただただ、ボリューミーでわたわたと急いで食べ切った感がありますね。確かに美味しかったけどあまり味わえなかった、みたいな。

ですが、田口先生(伊藤淳史)と白鳥さん(仲村トオル)の掛け合いを見ていると、初期の頃の二人にくらべてお互い信頼してるのが伝わって、コンビ愛としてはぎゅんぎゅん来ました。


ここからはガッツリネタバレ注意!





私のお気に入りは別宮葉子(桐谷美玲)が病院の屋上で飛び降りをしようとするところを田口先生がビンタして止めるシーン


「命を粗末にするな!」
(間違ってたらすみません)

アップの田口先生、かっこよかったです。単純ですがジーンと来ました。
チームバチスタの栄光で、氷室貢一郎(城田優)が屋上から落とされて殺されてしまったとき、必死に心臓マッサージをし蘇生を施していた田口先生を思い出しました。関係ないかもしれませんが、そのことを思うとよりグッとするシーンだったと思います。

しかし、私が言いたいのは殴られたときの別宮葉子の表情!
なんですかあれ!親に殴られて不機嫌になる子供ですかあれは!!!
監督はどういう指示であんなリアクションにしたかわかりませんが、私はしっくり来ませんでした。桐谷美玲ちゃん、もう少しだけがんばって欲しかったです。途中まではすごく良かったのに…!

あと、速水先生(西島秀俊)チームの安定感半端ないです…みんなかっこいいよ…。
でも速水先生ちょっとガリガリすぎやしませんでした??細過ぎて心配になりました…。

速水「俺のチームに人を殺すような奴はいない」

これまたグッときましたね。滝沢先生(松坂桃李)もかっこよかったです。もう速水チームはみんなかっこいい…。
もう救命救急でスピンオフドラマでもしたほうが売れる気がしてならない。


さて、冒頭でも述べましたがこれが本当にファイナルなのか?!と疑問でなりません。好き嫌いはあるかもしれませんが、私はこのドラマ版バチスタの田口&白鳥コンビが好きで好きでたまりません。
映画版、小説では見れない2人のコンビを是非また、拝める日を心待ちにしております。